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ホタルの里日記
平成14年4月26日

○フクロウの死、再考
 フクロウはカラスに殺されたと前に書きましたが、よく聞いてみると目撃者はおらず、必ずしもそうとは言い切れないことがわかりました。
 死因は「車にはねられた」、「テリトリー争いで傷つき、死んだ」、「カラスに攻撃され死んだ」、「その他」などあり、今となっては特定できません。
 「車にはねられた」説の根拠は以下のとおりです。
 フクロウが死んでいるのが見つかったのは、4月17日早朝です。その日は雨でした。そしてその前の日の4月16日は初夏並みの暖かさでした。日記にも書いたように、その日の夕方はカエル(おそらくニホンアカガエル)の大合唱が稲の苗代で聞かれた日です。そして次の日(フクロウの死んでいるのが見つかった日)は雨でした。

 この時期、雨が降るとカエルは道路を横断して、仲間が集まっている水場に向かうなど、大移動をします(4月21日の日記をご参照)。道路を横切るカエルほど捕まえやすいことはないでしょう。これはフクロウにとって大チャンスに違いありません。私もその辺りを車で走らせていたとき、フクロウが道路付近から逃げる姿を見たことがあります。

 そんな訳で、フクロウが道路上でカエル狩りをしているときに車にはねられたのではないかという説です。確かに以前より車の往来は多くなっています。中には本来のアクセス道路を外れて、農道を走っている業者の車も見受けられます。

 「テリトリー争い」や「カラスの攻撃」などでは死ぬようなことはないと言う人もいます。


フクロウが死んでいた道路


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