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ホタルの里日記
平成14年5月17日

○フクロウの耳の謎
 
昨日、今日と雨が降り、最高気温が8℃にしかなりません。こんなとき元気なのはカエルだけです。

 ところで私は「フクロウの左右の耳が上下にずれていて、そのため音源を正確に把握することができる」ということがどうしても納得できず考えてきました。
 いろいろ考えた結果、「フクロウの左右の耳が上下にずれている」ということは正確に表現していないのではと考えるようになりました。
 私は「耳の片方は下側を向いていて、もう一つは上側ないし横を向いている」のではないかと考えました。それが見かけ上「上下にずれている」ように見えるのではないかと思うのです。

 そのように考えた理由ですが、それは人間が左右の音をどのように聞き分けているかを考えればおのずと分かります。人間の耳は左右を向いています。その結果、右側から発せられた音は、右耳では大きく、左耳では小さく聞こえます。その結果、右側から音が発せられていると感じるわけです。
 よって、2つの耳がそれぞれ上下に向いていれば、上下方向の位置が認識できることになります。木の上から地面のどこでネズミがごそごそやっているか分かる訳です。

 でもやっぱり疑問がたくさん残ります。例えば右耳が下を向いていて、左耳が上(ないし横)を向いているとして、右耳からの音が左耳より大きく聞こえた場合、その音の発生源が右側なのか下側なのか区別がつかないと思うのです。だれかこの謎を解いてください!


ホタルの里を望む(本文とは関係ありません



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