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ホタルの里日記
平成14年6月2日

○絶滅危惧種が生息!
 
長野県ではオカメドジョウといいいますが、正式名称ホトケドジョウが軽井沢の発地の水路に生息しています。
 ホトケドジョウは環境省で絶滅危惧IB類に指定されています。近い将来における野生での絶滅の危険性が高いものを「絶滅危惧IB類」と言うのだそうです。

 私はこのドジョウ、あまりに日常見慣れていたので絶滅に瀕しているとは知りませんでした。私の日記でも4/2と4/16の写真に何気なく写っています。

 ところでホトケドジョウの特徴は、ちょっとずんぐりむっくり、ドジョウほどくねくねしない、あまり大きくならない、おなかが赤い(1番分かりやすい特徴と思います。添付写真をご参照)、泥に潜らない、動作はのろまなどです。顔をじっくり見れば4対の口ひげ(1対は鼻腔から伸びている)があり、これも普通のドジョウと異なります。

 ホトケドジョウはホタルの生息する環境と同じような場所で繁殖しており、ここ発地では私の知っている範囲で2つの水路でのみ生息しています。


オカメドジョウ(ホトケドジョウ)



オカメドジョウのおなか
おなかがピンク色をしているので普通のドジョウと区別がつく。



4対の口ひげ
4対の内,1対は鼻腔から伸びています。


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