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ホタルの里日記
平成15年2月10日


○浅間山、落ち着く
 浅間山はたいしたことなく落ち着いたようです。でも子供のころ見た噴火の煙をもう一度見てみたかった気もします。もっともそうなったら3−40年前の噴火のときと違い、マスコミが大騒ぎをして軽井沢への来客にも影響が出るでしょう。

 子供のころ体験した噴火では、家の障子がグニャリと曲がったり、窓ガラスが割れました。たしか小学校でヘルメットをして授業を受けた気がします(記憶違いかも)。学校の窓には紙を貼り付けて、割れても飛び散らないようにしました。

 噴火で一番困ったのは食事です。というのは稲の刈り取りの前に噴火し、米粒代の石や灰が降り、それが稲の葉の間に挟まってしまって、稲を刈り取って脱穀しても石がモミに混じっていたのです。
 脱穀後精米しても米粒と同じ大きさの石は取り除けませんでした。そのお米を毎日食べるのですが、毎夜次の日に食べるお米をコタツに広げて石を取り除きました。それでもご飯を食べると「ガリ!」ときたものです。

 今では精米(あるいは脱穀?)の時に石を取り除けるようになっているそうです。 

噴煙が少なくなった浅間山


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