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ホタルの里日記
平成15年5月31日


○草原の組曲
 ホタルの里の草原は軽井沢にとって非常に貴重な自然が残された場所のようです。
 軽井沢野鳥の森の「ピッキオ」が以下のように紹介しています。


 
南軽井沢の6月半ば、暁闇。明けの星が煌々と輝く田園地帯には、まだフクロウ、ヨタカ、ヒクイナ、オオジシギなど夜鳥たちの鳴き声が残っています。しかしそれらも午前3時40分には、周囲の山々から沸き起こるアカハラとクロツグミの大合唱を合図に終焉を迎えます。そして彼らの交響曲も弱まった4時15分には、幻想的な霧の立ち込める中、いつしかノビタキやホオアカなど草原の鳥たちのコーラスに置き換わっています。
 この劇的な変化、自然の組曲のすばらしさを何といいましょう。私たちは今度こそ、後世に残さなくてはなりません。



草原や湿原が昭和30年代に開発で消滅した軽井沢で、奇跡的によみがえった「発地の草原」



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